MOTHER3を毎日プレイしている。
発売してから現在で四日がたち、現在のプレイ時間は14時間。
実質的には発売日前日に購入したから、
19日、20日、21日、22日、23日、24日の六日間で14時間をプレイしていることになり、
一日あたり、大体2時間半とかそのくらいずつプレイしている。
買ってよかったなって思えるゲームだし、
まだクリアしていないが自分的にはかなり満足している。
さて、このMOTHER3、
タッチができるわけでもなく2画面を使えるわけでもなく、
グラフィックがものすごいリアルなわけでもなく、
今となっては一世代古く感じるゲームボーイアドバンスで発売されている。
しかしそんなことを問題にするでもなく、自分は満足している。
それは恐らく自分が求めたものについて大方の答えが返って来ているからだろう。
リアルなグラフィックが欲しいんじゃなくて、
どこか温かみのあるグラフィックが欲しい。
オーケストラのような音楽が欲しいんじゃなくて、
どこか温かみのある音楽が欲しい。
壮大な歴史のようなストーリーが欲しいんじゃなくて、
どこか切なくて温かみのあるストーリーが欲しい。
派手なアクションやエフェクトを使ったバトルがしたいんじゃなくて、
ヘンなモンスターとシンプルにテンポのいいバトルがしたい。
これは自分がMOTHER3に対して求めたものの場合であるが、
最近DSのソフトばかりをプレイしている自分には大体その傾向があるんだろう。
しかし、世の中DS旋風が吹き荒れていることからしても、
少なくても今日本でもグラフィックはそんなに求められていない状況にあるのではないかと思う。
それはライトゲーマーを増やしまくっている任天堂の思惑通りだし、
横ではなく縦に進化したゲームの一つのスタイルとして、大事なのはグラフィックではないということを確立しているからだと思う。
そしてこの流れを無視して日本で発売されたものの、
全くと言っていいほどに売れていないゲームハードがある。
Xbox360である。
この次世代ハードのキャッチコピーであり、最大の特徴は
「ハイデフ」。
ハイデフというちょっと聞きなれない言葉が意味するものは、
画像や映像のきめが細かいこと。高解像度、高画質、高精細。転じて、密度の高い、質の高い、大容量の、などの意味で用いられることもある。
ということであるらしい。(
ハイデフとは)
ようするに、Xbox360が目指している、またはユーザーを刺激するために掲げたものは、ハードの高性能を生かした高解像度、高画質なのである。
しかし、先にも述べたとおり、
現在の日本のユーザーは
高解像度、高画質をそれほど求めていないのが現状であり、
わざわざそのために高いお金を出してXbox360を買おうという気が起きないのが現状である。
むしろ古いゲームをプレイしておもしろさを再確認するような現状でもある。
更には、日本の狭い家屋にとって、Xbox360のハードの大きさはネックであるし、ゲームタイトルの傾向として、日本人が好きなRPGがほとんど無いということも不調の原因となっている。
そして何よりもその状況にあって、
有名なゲームタイトルがあまり供給されていないというのがあまりにも大きな不調の要因となっている。
現在Xbox360で発売されている有名タイトルと言えば、
・リッジレーサー6
→最近はグランツーリスモの台頭により、明らかに人気の落ちているゲームタイトル。更にはPS3にも発売することを決定した今、ファン離れは深刻になってしまうんじゃないだろうか。
・真・三國無双4
→他のハードと比べる場所はやはり画像のキレイさ。このタイトルを買うためだけにXbox360を購入するというのは考えられない。
・デッドオアアライブ4
→ハード発売時の大きな目玉タイトルであったはずなのに、発売延期してファンを失望させたことは記憶に新しい。
・ランブルローズXX
→まさにXbox360の性能を生かした作品と言えるが、内容が内容なだけに、ユーザーを非常に選ぶ傾向にある。あまり万人向けとは言えないのでキラーソフトとは言えない。
・ファイナルファンタジーXI
→わざわざXbox360でプレイしている人はどれくらいいるのだろう・・・。
といったラインナップであり、なんとも微妙な現状である。
少なくとも、今の自分には、Xboxになんら魅力を感じられない。
・・・しかし実は、発売予定のゲームタイトルでプレイしてみたいゲームがある。
ブルードラゴンと
ロストオデッセイである。
なぜこのゲームをプレイしてみたいかと言われれば、単純に製作スタッフに魅力を感じるからだ。
ブルードラゴンは、
元スクウェアで、FFシリーズを総指揮してきた
坂口博信氏、
音楽には元スクウェアで、主にFFシリーズの音楽を手がけてきた
植松伸夫氏
キャラクターデザインにドラゴンボールでおなじみの
鳥山明氏、
が製作スタッフに名を連ねており、
ロストオデッセイは
同じく
坂口博信氏、
同じく
植松伸夫氏
キャラクターデザインにスラムダンク、バガボンドでおなじみの
井上雄彦氏
が製作スタッフに名を連ねている。
まだ両タイトル共に、発売日が未定だが、
まさにキラータイトルになりうるべきタイトルだと思う。
自分が初めてXbox360を必要だと感じる時は恐らくこのタイトルのうちのどちらかが発売する時だろう。
しかし現時点では、そのゲームしかプレイするものが無いため、
高い買い物になってしまうのだろうと思うとちょっと切なくなる。
もうちょっとがんばってくれ、Xbox360。
PS3よりも大分早く発売できたんだし、他の国では売れているはずだろう。
でもPS3が発売する前に、
FF・DQのどちらかのナンバリングタイトルがXbox360専用タイトルとして発表されたら、勝負は決まってしまうのだろうなと思う。
結局据え置きハード争いは、FFとDQを手に入れたものの勝ちなのである。
だって、売れてない正統派シリーズって無いんですよ。この二つ。
[参考]
売り上げ比較!ドラクエVSファイナルファンタジー
とか言って複数のプラットフォームで発売したらどうなるかわかりませんけども。
とにもかくにも、
ソフトありきのハード。
魅力的なソフトを多く出したところの勝ちでしょう。以上。
そういえば、DSのソフトは購入しまくっているし、プレイしまくっているのだけれども、
全く持ってPSPに必要性が感じられないな・・・。
移植作品ばっかりだし、画像のキレイさは必要無いって言ったばかりだし、
動画を持ち歩いて見ようとは思わないし、音楽聴くならiPod nanoあるし。
近くでもPSP持っている人すら少ないし。
PSPって結局誰がターゲットなのだろう。
[関連]
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